花嫁和装#3
みなさんいかがお過ごしですか
コスチュームコーディネーターの上田です
さあ、今日は和装の柄を一緒にお勉強しましょう
色打掛No.419からご紹介しますね
こちらも私の好きな色打掛の1着です
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四季の草花と鶴の刺繍が素敵です
箔で雲取りが表現されており、色打掛全体のコントラストが美しい1着です
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ちょうど真ん中辺りにある箔であしらわれた雲の形をしている柄がありますよね
拡大した画像はこちら↓↓↓
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こちらの柄が“雲取り(くもどり)”と言います
文字通り、空にただよう雲ですね
雨や雪を降らせる雲をみて不思議に思っていたようで、そこから柄に結びつく発想力が、凄いですが・・・
更に、雲の形で吉凶を占ったようですよ
雲をみて占いを発想するなんてまたまた驚き
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“雲取り”とは・・・
雲がたなびいている様子を輪郭線や色で表現し周囲や雲の中に柄をあしらったもの。
雲自体を雲取りと呼ぶこともあるそうです。
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上の画像のように、継ぎ目や区切り部分
裾模様や帯などにも使用されています
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きっと、他の色打掛や白無垢にも雲取りはあしらわれていると思いますが、全ての和装の柄が把握できていないので、また見つけたらお知らせしますね
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この色打掛を羽織ってみたいと思われた新婦様、どうぞお気軽にコスチュームスタッフにお声かけください
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最後までご覧いただきありがとうございました