現役結婚式場スタッフブログ 結婚式場のタメになる話

JR神戸駅から徒歩5分。神戸ハーバーランドにそびえる海の見える結婚式場【エスタシオン・デ・神戸】で素敵なウエディングを。西日本最大級のパイプオルガンで奏でる教会式や、結婚式場日本初の総檜造りの神殿で行う神前式が特徴的です。お二人の夢をカタチにできる結婚式場に是非ご来館くださいませ。

扇と熨斗目

【公式】エスタシオン・デ・神戸 | 神戸の結婚式場

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皆さん、こんにちは!
今回もおめでたい柄のお話しです。
今日は「扇」と「熨斗目(のしめ)」です。
では、始めたいと思いま~す。
扇は末広がりの形から「末広(すえひろ)」と
呼ばれ、繁盛、開運の意味とされています。
平安貴族の女性が使っていた扇は「檜扇(ひおうぎ)」
と呼ばれ、左右に紐飾りが付いているのが特徴です。
王朝文化を象徴する雅な文様で礼装に多く用いられています。

次に熨斗目です。
熨斗と聞くと若い方はあまり聞きなれない言葉かも
知れませんが、一般的に結納の席やお祝い封筒の右上に
付いている黄色くて細長いものが熨斗です。
熨斗とは、鮑の肉を薄く剥がして引き伸ばしたものを
紙の間に挟んで祝儀の進物や引き出物に添えたのが
始まりとされているそうです。
これを細長く帯状にして描いたものを「熨斗文」と呼ばれ
何本か重ねたものを「束ね熨斗」と言います。
たくさんの熨斗を束ねる事から、多くの人達から祝福を
受けている事や、その幸せを周囲の人達と分かち合って
欲しいと言う意味があるそうです。
 
束ね熨斗は、古典柄の定番で振袖、留袖、訪問着、宮参り
等の着物に多く使われています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次もおめでたい柄、ご紹介しますね。( ^)o(^ )

コスチュームコーディネーター
山添 三代